トレードの恩恵
今日はカープのトレードについて書こうと思います。なおFA人的補償はまた機会があれば書きたいと思います。
トレードのメリット
カープは巨人や阪神などの球団に比べて資金が潤沢にあるというわけではありません。そのため、近年巨人がやっているような大型補強はあまり見かけません。
しかし、トレードはちょくちょくやっているという印象があります。近年だと下水流さんと三好さん、菊池保則さんと福井さん、金銭ではD.J.ジョンソンなどが挙げられます。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201811290000455.html
トレードの果たす役割はいくつかあります。
まずは球団相互の補強になるということがあります。これは当たり前のことなので省略します。
次は選手の持ち味を生かせるという利点があります。私はこれが1番のメリットだと思います。
いつぞやの試合の解説で野村謙二郎元監督が福井さんと菊保さんのトレードについて言及されていらっしゃいました。それを要約すると以下のようになります。
「福井と菊池のトレードは良かったと思う。楽天の戦術はストレートでばんばん三振を取っていくスタイル。一方カープは変化球を混ぜながら打ち取っていくスタイル。福井の持ち味はキレのあるストレートなのにカープでは変化球が多かった。菊池も変化球が持ち味なのにストレートばかり投げさせられたため力が発揮できていなかった。」
球団だけではなく個人間のメリットもこのようにあるのです。
トレードのデメリット
続いてトレードのデメリットについて書きたいと思います。デメリットは、生え抜きの選手が居なくなる可能性があるということです。
選手の育成が上手なソフトバンクを例にしてみるとしましょう。ソフトバンクでは育成から這い上がって来た選手がごろごろいます。例えば、千賀さんや甲斐さん、周東さん(育成から)などがいます。
もしこれらの選手をトレードに出していたら今のホークスはなかったでしょう。
まとめ
トレードで成功する選手もいればそのまま思うような成績を残せずに引退する選手もいます。私たちファンは自分が応援するチームの選手がトレードや引退してもそのチームにいた事は事実なので終生応援していくべきではないかと思います。
※FA権の行使は別です
最後まで読んで頂きありがとうございます!
こいほー
#カープ #大学生 #鯉党